「博多どんたく港まつり」・5月3日~4日

5月3日~4日は、博多もんが浮かれて踊る
「博多どんたく港まつり」

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 オランダ語でゾンターク(休日)が語源のどんたくは、800年以上前から続き、博多商人が領主へお祝いを述べる年賀行事「博多松囃子(はかたまつりばやし)」が起源とされています。時代時代の世相を表し、博多っ子にはどんたくに様々な思い出があるようです。

 テーマソングの「ぼんちか わいや~♪」は、もともと江戸のしりとり歌で、明治の中頃、博多風にアレンジして出来上がったということ。さらに世の中は日清・日露戦争の大勝利でお祭り気分だったようで、「さあ、一人残らず歌った踊った。芸なしザルは、”しゃもじ“なっと叩け」と言ったとか。戦勝しゃもじにルーツを持つ囃子に合わせて、しゃもじを叩いて浮かれ出たのも博多らしい陽気さです。
  大変だったのは、戦後の復興でした。1945年(昭和20)6月19日~翌20日の福岡大空襲で、福岡市一帯は、一面焼け野原と化しました。     
 ガレキの中、奈良屋地区で1946年(昭和21)5 月に復活を果たしました。
 「博多松囃子」が先頭に立ち、子どもたちが太鼓を響かせて謡い進んでいくと、家からみんな飛び出して、喜び、万歳を叫んだそう。当時の平和の喜びは言葉に尽くせないものだったでしょう。 
 その後、福岡県無形文化財に指定され、今では毎年200万人を集めるお祭りに成長しました。
  今年も芸達者の博多もんが、各地区に作られた舞台で歌い踊り、しゃもじをもって、ちょっと仮装して(博多らしくね・・・)街を練り歩く、にぎやかな季節がやってきます。
 皆さんもぜひ、一緒に楽しん でくださいね。

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やっぱ「花電車」!

 博多どんたくと言えば、花電車を見てくださいね。1910年(明治43)に登場して、戦後は1948年(昭和23)に復活しました。桃太郎やサルカニ合戦などの子供が大好きな物語に合わせて、当時、博多のチンチン電車(西鉄の路面電車)いっぱいに生花を飾った電車が市内を走りました。とても人気があり、大渋滞・大行列・大歓声の中、父の肩に乗って美しい電車を見守っったのが昨日のことのようです。時代は電車からバスへと変わりましたが、祭りのドキドキ感は今も変わりません。

※写真提供は「福岡市」

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