文章講座 ①まずは目指そう、分かりやすい文章!


【広報講座】  分かりやすい文章とは

   今回は、私の一番得意とする(…はず)ところの、
   「文章」についてお伝えしたいと思います。
     振り返れば、いろんな思いやこだわりが文章を書くときにあったように思いますが…。
   こう書きたい、こんな文章が好き、こんな風に感じてもらいたいなど、思っているときは、
   文章力としては「まだまだ」の頃。
   もちろんそんな欲にかられた時があってこそ、上達するのだとも思います。
   でも、文章って、何よりも基本としなければならないのは、「分かりやすさ」ではないでしょうか。
   伝えたいがために、描きたいがために、かえって分かりにくい文章になってしまっていませんか。
   そのあたりを、シンプルに書くことから始めてみましょう。

 

①「誰がしゃべるのか」を決める。

   文章の主体は誰ですか?
    ブログなら、話し手(書き手のこと)は「私」ですよね。
    フェィスブックの広告や団体の文章なら、「発信者」です。  
    観光パンフや案内なら、「レポーター」や「ナビゲーター」です。
    詩やエッセイ、小説などになると、自分ではない「第3者」が話し手ということも。
    文章の主体である話し手が、時々、別の人になっていたり、
    主語がないまま描くから、だれがこの話をしているのかが分からなくなったりすることがあります。

      じゃあ、どうするのか!!
      いくつか方法があります。

   ●文章のセンテンスを短くしてみる。
               文章そのものを短く分けて書いてみてください。
               すると言いたいことや主体が違っていることがわかるはずです。

   ●短くした文章に(誰が)(誰に)を入れる。
               全部に主語や誰に対してというト書きを入れてみてください。
     なるほど、と思うくらい分かりやすくなります。
               でも、主語がありすぎるのも文章として美しさにかけます。
     そこで、抜いていい主語を考えて、文章全体を見ながら言葉を整えます。

   ●語尾を主語に合わせて整える。
     だである調、ですます調で語尾を統一していきますが、
     同じ「だ」「ある」「です」など、連続させて効果的なときとそうでないときがあります。
     判断しながら語尾に動きもつけてみましょう。

例) 
 今日カラオケに歌いに行ったら、新しい友人を二人連れた遠方に住む知り合いに会った。
 「元気にしてる?久しぶりだね」なんて話しかけてくる嬉しそうな笑顔を見ていたら、
 今朝までの憂うつな気持ちが少しほぐれてきた。

 

  ↓  文章を短くし、(誰が)(誰に)を入れる
 今日(私が)カラオケに歌いに行ったら、遠方に住む知り合いに会った。
 (彼は)新しい友人を二人連れて歌いに来ていた。
 「元気にしてる?久しぶりだね」なんて(私に)話しかけてくる(彼の)嬉しそうな笑顔を見ていたら、
 今朝までの(私の)憂うつな気持ちが少しほぐれてきた。

 

  ↓  主語に合わせて語尾に変化をつけ整える
    今日カラオケに歌いに行ったら、遠方に住む知人に出会う。
 彼は、新しい友人を二人連れて歌いに来ていた。
 「元気にしてる?久しぶりだね」なんて話しかけてくる、彼の嬉しそうな笑顔を見ていたら、
 今朝までの、私の憂うつな気持ちが少しほぐれてきた…。 

 

さて、いかがでしたでしょうか。
分かりやすい文章の作り方のポイントを、次回もひも解いていきます。

 

岩井美樹   ライター・コミュニケーションプランナー
○福岡市生まれ。糸島市在住。県立城南高等学校、早稲田大学卒業。
○早大在学中に、学生劇団で演劇活動後、映画監督・マキノ雅弘氏に師事、本格的な演技指導を受ける。
同時に、タレント事務所でキャスティングを担当しながら、学生ライターとして、
東京ファッション協会や千趣会(旅行部門)の企画・取材で専属ライターを務める。
○帰福後、武田鉄矢の兄が経営する広告代理店入社。一社一人担当のユニークな営業スタイルで実績を磨く。
有限会社リリアプロジェクト設立(福岡市中央区)。
○日本ヒーブ協議会、福岡デンマーク協会などに所属し、街づくりや生活者の視点から、企業への提案を行っている。
・ハローデイ50周年コミック社史・新聞発行、盛和塾福岡20周年記念誌、福岡青年会議所「世界会議」企画プレゼンなどをはじめ、
コピー&プランニング力を中心に、企業のツールや広報物・WEB を手掛けて、反響を呼ぶ仕掛けづくりを行う。

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